患者様ひとりひとりに合わせた治療
2023年12月1日より、日本消化器内視鏡学会の指導連携施設として認定を受けております。学会指導施設としてJED (Japan endoscopy database)プロジェクトにも参加しています。
がん研有明病院や国立がん研究センターと診療連携を行っています。また、当センターへの医師派遣についても東海大学医学部や埼玉医科大学と連携しております。
内視鏡センターで行う診療は、食道、胃、十二指腸、結腸・直腸の消化管疾患の内視鏡診断・治療 (止血治療, CSP,EMR, ESD)、待機的食道・胃静脈瘤硬化療法、胆道系処置術(内視鏡的結石除去術、内視鏡的減黄術)、腫瘍狭窄ステント拡張術や内視鏡的胃瘻造設術等です。
苦痛の少ない検査
内視鏡センターでは、鎮静剤を使用した内視鏡検査も実施しています。患者様に合わせて鎮静剤を使用し、なるべく苦痛を感じ無いように眠っているような状態で胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査をお受けいただけます。また、鎮静剤を希望されない場合も、患者様の訴えを聞きながら、苦痛の無いよう努めさせて頂きます。胃内視鏡検査は、経鼻(鼻から)・経口(口から)希望に合わせた検査が可能です。大腸内視鏡検査では通常の前処置で飲まなければならない下剤(約2リットル)の量より少ない量で対応しています。辛い2ℓの下剤の負担を軽減し、検査できます。
低侵襲治療
内視鏡センターでは、低侵襲治療法で、患者さんの体にかかる負担をなるべく減らし安心して治療に臨む事が出来る環境を整えています。
低侵襲治療は、内視鏡を挿入して内視鏡の先端から、病気が疑われる部分の切除や観察を行います。外科手術のように体の表面にメスを入れる手術ではないので、身体的にも、そして精神的にも負担の少ない治療方法です。